CentOSのＨＤＭＩで音声がでない

新年１回目はCentOSでGeForce(nVIDIA)のビデオカードをHDMI接続した時に音声がでない事への対応を書くよ！

明けましておめでとうございます。
今回は昨年にお逝きになったサーバのビデオカードの差し替えについてかくかくしかじか。

まずは今回関係してる環境は下記だよ

• OS：CentOS6.6(64bit)
• ビデオカード：ELSA GLADIAC GTX 560Ti mini　⇒　玄人志向 GF-GT520-LE1GH(GPU:GeForce)

年末という忙しいタイミングにELSA GLADIACが逝ってしまった・・・。
ビデオカードは低スペックでも問題ないPCなので安いものを選定。

さて、付け替えたは良いもののHDMIで接続したモニタから音声が出ていない事に気づく。
調べてみると、どうやらnVIDIAが提供しているLinux用のGeForceのデバイスドライバを入れないといけないらしい。
という事で、まずはnVIDIAのサイトへ。

オプション１で下記の条件で検索する。

• 製品のタイプ：GeForce
• 製品シリーズ：GeForce 500 Series
• オペレーティングシステム：Linux 64-bit
• 言語：Japanese

NVIDIA-Linux-x86_64-340.65.runがダウンロードできました

次にデバイスドライバをインストールする為の下準備をする。
# yum check-update
# yum update
# yum install gcc*
# yum install freeglut freeglut-devel
# yum install karnel-devel
GUIで操作している場合は、Xサーバを止めたマルチユーザモードにする
# /sbin/telinit 3

※現在のランモードは下記で調べます。
# /sbin/runlevel

ランレベル 0 : システムの停止
ランレベル 1 : シングルユーザモード
ランレベル 2 : マルチユーザモード (NFSマウントなし)
ランレベル 3 : マルチユーザモード (通常 : コンソールログイン)
ランレベル 4 : 未使用
ランレベル 5 : マルチユーザモード (通常 : ディスプレイマネージャ使用)
ランレベル 6 : システムの再起動

ランモードを変更したら再起動を行う。
NVIDIA-Linux-x86_64-340.65.runを保存したディレクトリで「sh NVIDIA-Linux-x86_64-340.65.run」を実行。

「Accept」を押下する。

「Yes」を押下する。

「OK」を押下する。

「Yes」を押下する。
※ここで「No」を押下するように書いてあるサイトが多数あるが、GUIで使用するならYesにするように！

「OK」を押下する。

これでインストールは完了。
※キャプチャ用に再度インストール作業をしたので、若干文言が違っているかも？

最後にランレベルを変更した場合は戻す。
下記はGUIモードに戻す場合
# /sbin/telinit 5

そして、再起動！

これで無事にCentOSでGeForceのHDMI経由の音声出力ができたと思います。

めでたしめでたし